Specials 取締役 商品経営本部 本部長 – 吉水 請子 - 極東ファディ株式会社の採用サイト

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女性活躍推進!

取締役 商品経営本部 本部長

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吉水 

女性活躍推進!

女性店長の活躍など、女性が生き生きと働く様子が印象的なファディ。ここで働く女性たちがキラキラと輝いているのはなぜ?その秘訣を聞きました。

  • 女性活躍推進の取り組みを始めたのは
    いつからですか

2016年に女性活躍推進法が施行されたことがきっかけです。ただその前から経営層の間では、「ファディのお客様は大半が女性だから、もっと女性社員たちにマーケティング部門や管理職として活躍してもらえたらいいね」という話は出ていました。

新卒採用の面接時には多くの女子学生が「店長になりたい!」と言って入社してくるのですが、実際には女性店長がいなかったんです!とても活躍していた女性店長が夫の赴任先に当社がなく、やむをえず退職してしまった後はずっと男性のみでした。

ならば早急に女性店長を育てようということになったんです。早速女性陣にアンケートを実施しました。

ところがアンケート結果は散々で、「店長にはなりたくない」「店長にはなれない」「店長の優秀なアシスタントになりたい」という声ばかり。このことにすごくショックを受けましたね。

  • 何が原因だと思いますか?

当時からファディは男女格差はない方で、男性社員もみんな優しいので働きやすい職場ではありました。ただ、リーダー像が「オレの背中を見てついてこい」というイメージが出来上がってしまっていた面はあると思います。店舗の運営もマネジメント重視というより、冷凍庫の整理整頓や店頭の片付けのスピードが早ければ評価される…という感じ。冷凍系の箱は重いですし、当然それを見ていた女性社員は「これは私には無理だな」と自信を失っていったのではと思います。これはまずい。あんなに希望に満ちて入社してくれた社員たちが、夢をあきらめてアシスタントになってしまう。『もっと一人ひとりの持ち味を生かし、評価をしていかなくては!』とものすごく危機感を感じました。

  • その学びを経て、女性店長の育成にはどのように取り組んでいったのでしょうか?

今回の女性店長は、その後の女性活躍の明暗を分けることにもなるので、絶対に成功させなくてはいけない!そう思い、能力が高くて責任感の強い桑野さんに白羽の矢をたてましたが、とても悩んだようです。
「自信がない…」と。当時、女性活躍推進にあたっての研修を受けていた私は、女性活躍のセオリーとして「女性は自ら手を上げて飛び込んで行く人は少ないから、時には背中を押してあげることも必要」と学んだので、その教えを信じて「みんなでサポートするから頑張ろう!」と再びアタック。なんとかOKの返事をもらえたんです。その後、桑野さんは試行錯誤を繰り返しながらも、自分の持ち味を生かした店長像を確立して頑張ってくれています。「桑野さんと一緒に店舗を盛り上げていこう」と従業員たちの意欲もすごく高まっていて「あの時思い切って背中を押してよかった、決心してくれて本当にありがとう」という思いでいっぱいです。

  • 桑野さんの店長を成功例に、その後の女性活躍への取り組みはどうなりましたか

この経験から「女性は自分の才能に気づいていない人が多いのでは」と思い、いかにセルフイメージを高められる環境に変えていくかが課題だと感じました。

そのため、女性店長育成のプロジェクトとして「自分の持ち味や強みを見つけていこう」という取り組みを始めました。店長候補の女性を集めて、どうすれば女性店長として運営できるかを研究して発表してもらいました。その中で「私たちは力仕事は得意ではないけれど、もっと細やかな情報発信ができるのでは?」という意見が出て、『手描きPOPをやっていこう』ということに。それを男性陣も喜んで受け入れてくれて、手描きPOPは全店で採用されることになったんです。「自分たちのアイデアが反映されていくんだ」「自分たちが発信したものがスタンダードになっていくんだ」ということが女性社員たちの自信につながったようで、女性たちの表情が明るく自信に満ちていくのを感じました。

  • 女性のワークライフバランスについてどう考えていますか?

女性は結婚や出産などで昇進をためらう人も多いので、2016年以降、制度の整備には力を入れています。育休や産休などの社内制度の活用をきちんと伝えて、申請の案内もしっかりと行っています。

さらに、女性がいかにワークライフバランスを大切にしながらキャリアアップしていけるかについても取り組んでいます。その一環として、現在4人まで増えた女性店長たちに、これまでの経験を語ってもらったり、他の企業で活躍されている女性社員の方に講演をお願いしたりする「ファディ女(じょ)の会」を定期的に開いてます。女性社員同士が交流を深めることはもちろんですが、社会で活躍する女性たちが実際にロールモデルを示すことで、安心して活躍できるイメージを持てるようにしていけたらと思っています。

  • ワークライフバランスの改善が進むことで、社内にどのような変化を感じていますか?

女性にとっても働きやすい会社は、男性にとっても働いやすい会社だということを実感しています。 たとえば子どもの入学式に男性社員は参加しづらい雰囲気がありましたが、今ではみんな「おめでとう」と笑顔で送り出してくれます。お互い助け合いながら、社員全員のプライベートも大切にしていこうという温かい関係ができているなと感じていますね。

  • 女性が「挑戦したい」と思える環境にするため、今後の課題や目標などはありますか?

なにかに「チャレンジしたい」と思うこと自体がすごく貴重なことだと思うんです。だから、その思いは可能な限り拾い上げて、受け止めてあげたい。その思いをいつでも受け止められる土台作りと、背中を押してあげられる環境をもっと充実させていきたいと思っています。女性店長たちからも、新しい案がどんどん出てきているので、そこもしっかりバックアップして彼女たちが自信を持って一歩踏み出せるようにしてあげたい。

将来的には「店長になる」という目標から、「私が会社を変えていく!」という大きな目標に向かって進んでいってほしいなと思っています。

自信を持って一歩踏み出せる
そのバックアップをしていきたい

桑野 2013年入社

インタビューに出てきた桑野店長のお話はこちら

女性店長 大抜擢のウラ側
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