極東ファディ株式会社は、創業70年を超える歴史を持ちながら、常に進化を続ける会社です。今回、地元の大学生が、そんなファディへ取材に来てくれました。ファディは、コーヒーと冷凍食品を通じて新しいライフスタイルを提案し、地域のお客様に愛されています。自営の店舗では、自社焙煎の高品質なコーヒーや、プロ仕様の冷凍食品を提供し、家庭でプロの味を楽しめる商品を販売しています。今回のインタビューでは、就活を進める学生の皆さんにとってファディの冷凍食品・コーヒー事業におけるこだわり、ファディの魅力、企業としての姿勢や価値観が伝わると思います。ファディがどのようにして地域に根ざし、成長を続けているのか、その秘密をお伝えします。
学生:今日はお時間をいただきありがとうございます。まず、極東ファディの歴史について教えていただけますか?
秋本:極東ファディは元々、コーヒーと業務用食品をホテルやレストランに卸していた会社です。品質の高い商品を提供することで多くの信頼を築いてきました。1991年には業務用だけではなく、小売業にも進出するという大きな一歩を踏み出しました。業務用食品の魅力を一般のお客様にも広めたいという思いから生まれたものです。
業務用食品には、一般の市場では見かけないような独自の商品がたくさんあり、その一つひとつが高品質であることが特徴です。例えば、プロのシェフが愛用する特別な調味料や、ホテルの朝食で提供される特製のジャムなど、バラエティに富んだ商品が揃っています。こうした商品を一般のお客様にも提供することで、家庭でもプロの味を楽しんでもらいたいという願いが込められています。
学生:その決断の背後にはどんな経験があったのでしょうか?
秋本:ファディに入社する前、私は食品メーカーのキユーピーで働いていました。ここでも業務用商品の販売に携わっていたんです。
当時、朝5時くらいに卸市場でキユーピーの冷凍食品のコロッケを売るという「朝売り」という仕事があったんです。業務用の卸市場なので、飲食店のオーナーさんなどが多くいる中でコロッケを売っていました。しかし、そこで全然売れないんです。冷凍食品のコロッケといってもいろんなメーカーが出しているので、なかなか売れないんですよ。朝売りの仕事を10時くらいまで続けていると、主婦の方々が卸市場に来るんです。すると主婦の方が「何やってるの?」って声をかけてくれるんですよね。
新入社員だった私は、一般の主婦の方に売っても仕方ないと思っていたので、「コロッケ揚げてます」って普通に答えていました。そしたら主婦の方々が「食べさせて!」って言うんです。私も「いいですよ」って言って試食を渡すと、その主婦の方々が「美味しい!!お店で食べるコロッケみたい!」って言うんですよ。私は「当たり前ですよ、お店に卸しているコロッケなんですから」って答えてました。すると、主婦の方々が「お店のコロッケが家で食べられるの!?」とどんどん買ってくれたんです。その時一般の方々には業務用の冷凍食品が珍しいんだなと感じました。40年くらい前の話です。業務用の商品には新しい売り方があるのかなと感じましたね。
学生:確かに冷凍食品でも業務用では違うというイメージはないですね!
秋本:お客様にその発想がないんだなと気付いた点ですね。業務用食品は飲食店さんなどに買ってもらうために価格で勝負しがちですが、一般の方々には美味しさで勝負ができる。やっぱり価格競争よりも付加価値で商売ができると楽しいんですよね。その時の感覚があったので、父の経営するファディが当時、卸だけだったこともあり、ファディに戻った際に小売業に挑戦したいと話したんです。
学生:なるほど。偶然の中で素晴らしい経験をしたのですね。
秋本:最初の1年目は全然売れませんでしたが、2年目から少しずつ売れ始めましたね。売上が少しずつ増加し始め、私たちはマーケットの反応に手応えを感じました。特に家庭用の冷凍食品は、業務用と開発コンセプトが大きく異なります。家庭用では手軽さ、便利さが重視されるのに対し、業務用冷凍食品は美味しいですが、調理の手間が必要になってきます。一般的には冷凍食品は手間がかからず、レンジで温めるだけで食べられるものがほとんどですよね。一般のお客様向けの販売となると、手軽さにこだわる必要があるわけです。業務用の冷凍食品を一般のお客様へ販売することの難しさがここにありました。
学生:どのようして受け入れてもらったのですか?
秋本:時代背景的にも共働きの時代となり、料理を一からすべて作るのは大変になっています。その中でインスタント・冷凍食品を利用することは多くなってきていますよね。こうしたライフスタイルの変化は時代の流れだと思うんです。
多くの人は、冷凍食品より手作り料理の方が美味しいと考えています。そのため、料理を作る人たちは「本当は手作りの料理を食べさせたかったけど、冷凍食品でごめんね」という気持ちを持ちながら、時間のない中で申し訳なく思いながら料理をしています。
もちろん、家族も「忙しいから仕方ないよね」と思って食べています。でもそれは少し悲しいことで、せっかくの家族の食事時間に「ごめんね」という気持ちは必要ないはずですよね。
だからこそ、ファディの冷凍食品は「冷凍食品は手料理と変わらない」と感じさせたいのです。ファディの商品から家族の愛情を感じてもらい、ライフスタイルを変えていきたいという思いがあります。
そこで試食販売を行い、お客様に直接商品を体験してもらうことにしたんです。たとえば、先ほどの私の体験のように、冷凍コロッケを試食してもらうと、その美味しさに驚かれることが多いです。試食販売の場では、お客様が商品の味や品質を実際に体験できるので、お客様の冷凍食品へのイメージが変わる瞬間を目の当たりにできることは、とても嬉しいことです。
学生:ライフスタイルを変えていくというのは、非常に意義深く、やりがいのある素晴らしいお仕事ですね。人々の生活に直接影響を与え、より良い未来を築く手助けをすることは、本当に素敵なことだと思います。
秋本:ファディの商品にはレトルトカレーがあります。これは3日間じっくり煮込まれたレトルトですがあえて具材は入れてないんですよ。家にあるタマネギやお肉を炒めて、このレトルトを加えると、ホテルのカレーが再現できるんです。家庭用のレトルトカレーはもっと手軽かもしれませんが、ファディのカレーはほんの5分、料理の手間をかけるだけで家族の愛情が込められ、ファディの工夫で料理の時間を最大限に短縮できます。
料理の時間がない人でも、家族のために手作り料理を提供したいという人に役立つ商品だと感じています。手料理に冷凍食品の要素を加えることで、忙しくて料理ができない方々にも優しい商品を作りたいと思っています。
これがファディの商品のコンセプトです。食卓でどのような会話がされるのかを考えながら商品開発をしているんです。
学生:なるほど、そういった家庭への想いが今のファディに繋がっているのですね。非常に興味深いお話です。ファディといえばコーヒーのイメージも強いですが、コーヒー事業についてもお聞かせください。
秋本:コーヒー事業も同じく外食産業に卸売していました。自社で焙煎していると道路までコーヒーの香りがするので、たまに一般のお客様がやってくるんですね。卸売業なので、コーヒー一杯を販売するという考えはなく、無料でコーヒーをふるまっていました。
小売業を始めるにあたり、コーヒー事業をどう進めるかという議論がありましたが、一般のお客様には知名度がなかったので、まずは無料で提供してみようと考えたんです。
これが結構好評でお客様から「普段はあまりコーヒーを飲まないけど、ファディのコーヒーは美味しくて飲める」と言った声をいただくことが多かったんです。これをきっかけにコーヒーを買って帰るお客様もいました。
当時、「九州で一番コーヒーを売っている」と言われていたデパートにあるコーヒー専門店が月に“1トン”売っていた時代に、ファディでは2トン売れるようになったんです。理由は、コーヒー専門店はコーヒーを好きな人しか買わない一方で、ファディは食品を買いにこられた本来コーヒーを買わない層が「美味しい」と言って買ってくれてリピーターになってくれたからです。新たな需要を作ることでどんどん売れました。特に主婦層を中心に売れましたね。
学生:どうしてそんなに売れたんでしょうか?
秋本:それはやっぱり「美味しいから」ですよね!その美味しさの一番の理由は鮮度管理です。ファディでは焙煎して2週間以内のコーヒー豆しか販売しないという決まりがあり、それが美味しさの秘訣なんです。今でこそ自家焙煎のコーヒーが登場し、鮮度管理が取り上げられていますが、当時はコーヒーの鮮度管理をしていたのはファディくらいでした。
学生:自社焙煎ならではのこだわりですね。その他にもこだわりがあったりするのですか?
秋本:産地へのこだわりも強いですね。これにはきっかけがあるのですが、20年ほど前にスペシャルティコーヒー協会が立ち上げられ、その際にメンバーとして招かれたんです。そこで様々なコーヒーに触れる機会をもらいました。 正直、それまでは鮮度管理が一番大切だと思っていたのですが、そこで出会った一杯のコーヒーの美味しさに衝撃を受けたんです。それからすごくのめり込むようになりましたね。 そしてコーヒーを勉強していくうちに、お店のコーヒーの売上に関して気づいたことがありました。それは、ある時期になると売上が伸び、ある時期になると落ち着くということです。 これをリサーチしてみると、原料に原因があるとわかってきました。良い豆の時にはしっかりと売上が伸びるのです。鮮度管理も重要ですが、質の良い豆を買い付けることも重要だと気付いたんです。 それからは徹底的に原料にこだわるようになり、産地にも足を運ぶようになりました。例えば、ブラジルの農園に直接行くことで、品質も非常に高いレベルになってきました。
ファディのように300t規模で売っている会社はそんなにありません。10t、20tレベルで売っているお店でも専門店と言われるので、ファディがかなりの量を取り扱っていることがわかると思います。 本来、コーヒーが好きではなかった層の人たちの生活の中にコーヒーを生活に取り入れられていくことは非常に嬉しいですね。
学生:産地にまで買い付けに行かれるのですね。コーヒーが相当好きな人でないとできないですね。
秋本:そうですね。実は私は若い頃、コーヒーは「好き」とは言い切れなかったですね。ただ、ファディのコーヒーが他社のものと比べて非常に飲みやすかったので、どうしてこんなに飲みやすいのだろうと不思議に思い、それがコーヒーを学ぶきっかけとなりました。
それから、スペシャルティコーヒー協会に出会うわけです。「スペシャルティコーヒーとは消費者がおいしいと思うコーヒー」、「おいしいコーヒーとは何か」を追求し、コーヒーの奥深さや焙煎方法の違いによる味の変化などを学んでいくんです。さらに、コーヒー豆の生産地や栽培方法にも興味を持ち、コーヒーについて理解を深めるわけです。
学生:すごく専門的な領域ですね。
秋本:そこから、さらに研究を進めようと思い、海外のカッピング(コーヒーの味を評価する)審査に参加し始めました。面白いことに、スペシャルティコーヒーとして高得点を取るコーヒーほど、うちのコーヒーの特徴と合致することがわかってきたんです。そういった経験を通して今ではさまざまな国に行って国際審査員として活動をさせていただいています。
この経験を通じて、自分の味覚や判断基準に自信が持てるようになりましたね。そして、それをうちのコーヒー事業に活かすことができたんです。
学生:国際審査員とはどのようなことをされるんですか?
秋本:国際審査では、欧米やアジアから集まった審査員が何十種類ものコーヒーに点数をつけるという重要な役割を果たします。これにより、世界中から集められたその年に収穫されたコーヒーの中からカッピングスコア87点以上で、かつ最高品質なコーヒーを選び出します。この過程は非常に厳密で、審査員たちは香り、味、後味などの細かい要素を評価します。ここでの的確な審査が審査委員長から高く評価されることで、来年以降も呼ばれることになります。
ファディからは私以外にも3人の社員が国際審査員として活動しています。例えば、今年のブラジルの審査には2名を派遣する予定で、国際的なコーヒー業界での評価を高めることができていると思います。審査員としての活動は、専門知識をさらに深め、コーヒーの質を向上させるための貴重な経験となっています。
学生:社員の方も審査員をされているのですね。ちなみに、ファディではどのような研修があるんですか。
秋本:ファディでは、コーヒーインストラクターの試験を社員やパートスタッフにも受けてもらっています。2級は販売員としてお客様に一定レベルの説明ができる資格で、ファディの登録人数は日本トップクラスなんです。これにより、社員全員がコーヒーの知識を持ち、お客さんに適切な説明ができるようにしています。
学生:様々な経験と社内へのフィードバックが、ファディのコーヒーの品質向上につながったわけですね。
秋本:そうですね。単に「好き」だからではなく、客観的な基準を持ってコーヒーを評価し、改善していくことが大切だと学びました。例えば、香り、味、酸味、苦味など、具体的な要素を分析し、それぞれの項目で高い品質を目指すことが重要です。このようなアプローチは、コーヒーだけでなく、どんな仕事にも広く応用できる考え方だと思います。
学生:当初は無料で始めたコーヒーサービスでしたが、カフェをはじめるきっかけなどは何かあったのですか?
秋本:どの店舗でもコーヒーを無料で提供していましたが、無料ではお客様がカウンターでくつろげていないと感じたんです。多くのお客様にご利用いただいていたため、ゆっくりできない状況でした。家族の方にもゆっくり過ごしてほしいという気持ちもあり、無料ではなくカフェとしてオープンし、お客様にファディでゆっくり過ごせる空間を提供していくことに決めたんです。
その代わりに、お店で商品を購入いただければ、コーヒーの割引券や無料券をプレゼントしていました。もう一つの目的として、そのカフェでファディの商品をフードとして提供し、味わってもらいたいという考えもありました。例えば、ファディの冷凍食品を使ったフードやスイーツなどを提供することで、商品の多様な使い方をお客様に知ってもらうことができる。試食も行っていますが、商品の食卓での姿をイメージしてもらうためには、カフェで提供することが良いと考えました。この商品が家でもこのように味わえるとわかってもらうことで、お客様にファディの商品にワクワクしてもらいたいという思いがあったからです。さらに、カフェの雰囲気を楽しみながら、友人や家族と一緒に過ごす時間が増えることで、ファディに対する親近感も高まると考えていました。
学生:食卓での姿をイメージしてもらうためにカフェを活用するのは素晴らしいアイデアですね。そういったアイデアはどのようにして出てくるものですか?
秋本:新しいことに挑戦する際には、まず「原因」を考えることが大切です。どうすれば商品が売れるかを考えるとき、最初にアイデアを出そうとすると難しくなります。しかし、なぜ自分たちの考えが伝わらないのか、その「原因」を考えると、自然とアイデアが浮かびやすくなります。 ファディの場合、商品の良さが伝わらない原因は、お客様が食卓でのイメージを持てていないことかもしれません。そこで、カフェで実際に調理された商品を見て、味わってもらうことで、イメージを持ってもらうというアイデアが生まれます。原因を考えることは、アイデアを出すうえでとても重要です。問題点を見つけて、その原因を考えることで、解決策が見えてくるというわけです。
学生:アイデアというとひらめきのイメージが強かったのですが、論理的に考えることでアイデアにつながるわけですね。冷凍食品にも鮮度や品質にこだわっているのですか?
秋本:冷凍食品においても、当社はコーヒー事業同様に徹底して鮮度と品質にこだわっています。例えば、当社の自慢の唐揚げ、「ファディ 若鶏の唐揚げ 竜田仕上げ」はタイの専用工場で丁寧に作られています。この唐揚げに使用される鶏肉は、工場からわずか30分以内の距離にある養鶏場から運ばれ、極めて新鮮な状態で加工されます。また、鶏肉はリラックスした状態で処理されるため、肉質が柔らかく、ジューシーな仕上がりになります。これが当社の唐揚げの美味しさの秘密の一つです。家庭で作る唐揚げよりも美味しいと言われるのは、このような細かい工夫と徹底した品質管理があるからです。このように、お客様に最高の味と品質を提供するために、あらゆる段階で細心の注意を払っていますよ。
学生:それはすごいですね。冷凍食品に対するイメージが変わりました。
秋本:ファディの冷凍食品は添加物が少なく、品質が高いものが多いです。「ファディ 北海道十勝ポテトサラダ」も原料にこだわり、非常に人気があります。このポテトサラダは、新鮮なジャガイモと厳選されたマヨネーズを使用して、家庭の味を再現しています。お客様に安心して美味しく食べてもらえる商品を提供することは大前提です。
学生:社長が経営者として一番大切にしている部分は何ですか?
秋本:お客様がまた買いたいと思ってもらえる商品づくりを目指しています。そのためには、お客様が商品を買ってからのストーリーを考えることが重要です。どんなシチュエーションで商品を使うのか、どんな感情を抱くのか、そしてその商品を通じてどんな会話が生まれるのかを想像しながら、細部にまでこだわって商品開発を行っています。お客様の生活に寄り添い、長く愛される商品を目指して努力しています。
学生:ファディの商品開発を担当されている田久保さんのVamosの記事を読んだのですが、社員の方々もその考えを共有されているように感じました。
秋本:そうです。社員は自社の商品をよく知っており、日常的に愛用してくれています。例えば、社員におすすめの商品を尋ねると、皆が自信を持って具体的な特徴などを答えてくれます。これはお客様に対しても説得力のある提案につながってきます。これがファディの強みであり、他社との差別化のポイントなんです。
学生:ありがとうございます!それでは、これから社会人となる学生へのアドバイスをいただけますか?
秋本:野球にたとえてみましょう。私がずっと思っているのは“打率”というものはそれほど簡単には変わらないということです。野球の世界では3割バッターというと、すごい数字に聞こえますが、実は10回打席に立ってもたった3回しかヒットを打つことができません。しかし、それでもその成績は非常に素晴らしいものとされています。それほどヒットを打つのは難しいことなのです。だからこそ、ヒットを打ちたいと思うのであれば、打席に立つ回数を増やすしか方法はありません。何度も打席に立つことで、はじめてヒットの数が増えます。つまり、打席に立つ機会を増やすことが、最終的には結果を出すための鍵となるのです。
学生:行動を増やすということですね。
秋本:そうです。例えば、他の人が10社訪問するなら、私は100社訪問します。100社が多いなら、20社でもいいです。何よりも大切なのは、数多くの会社を訪問し、チャンスを増やすことです。とにかく、打席を増やすことが重要です。数多くの訪問を通じて、より多くの経験を積み、成功の可能性を高めることができます。
学生:最初に行動を起こすときは、失敗をあまり考えない方がいいのでしょうか?
秋本:そうですね。失敗を恐れずに、とにかくやってみることが大切です。挑戦することで学びや成長の機会が得られるからです。例えば、営業という仕事は最初は売れないことが多いです。しかし、諦めずに続けることで、最終的にはナンバーワンのセールスパーソンになれる可能性もあります。重要なのは、具体的な期限を決めて、それに向かってやり抜くこと。途中で困難に直面しても、目標を見失わずに努力を続けることで、成功への道が開かれるはずです。
学生:やり抜くことが重要なんですね。
秋本:そうです。期限を決めずにやると、途中で諦めてしまうことが多いので、何かをやり遂げるためには、明確な期限を設定することが非常に重要です。だからこそ、その間は全力で取り組むことが大切です。期限があることで、集中力が高まり、効率よく作業を進めることができます。また、期限があることで、モチベーションも維持しやすくなります。
学生:就活においても活かせるアドバイスをありがとうございました。ファディの歴史や社長のこだわりに触れることで、企業としての姿勢や価値観が非常によく理解できました。特に、原因を追求してアイデアを生み出すという考え方は、今後の社会人人生においても大変参考になると感じました。また、品質への徹底したこだわりや、お客様に寄り添った商品づくりの姿勢は、仕事に対する取り組み方にも大きな影響を与えてくれそうです。
秋本社長、ありがとうございました!
秋本:こちらこそ、ありがとうございました。これからもファディの商品を楽しんでいただければ嬉しいです。
極東ファディの代表秋本と地元の大学生の対談。ファディの思いや魅力をしっかり伝えることができました。